株式会社アドバンス

人間的成長ができる会社と、オーナーと出会えました。

Profile
大津におの浜店 店長
2004年 入社
大角 恭平
略歴

高校生のときから『カレーハウスCoCo壱番屋(以下ココイチ)』で6年ほどアルバイト。大学卒業後にそのまま株式会社アドバンスの社員へ。旧栗東インター店で勤務した後、補佐として大津におの浜店へ。大津におの浜店、草津野路店での補佐を経て店長として再び大津におの浜店へ。同店で自身初めての店長を経験し、その後、複数の店舗で店長を経験し現在に至る。

カレーは家で食べるもの。それを覆したココイチの賄いが食べたいと思ったのが入社のきっかけ。

高校2年生から大学卒業するまで6年間アルバイトとして、ココイチでお世話になりました。入った当時は右も左も分からない高校生だった私が、ココイチでアルバイトを始めてから外で会う人、会う人に「しっかりしているね」と褒めてもらえるようになり、アルバイトを通して、学校の授業や部活では学べないことをたくさん学べて人間としての成長を実感。大学卒業後もアドバンスで、今度は正社員としてお世話になれれば立派な人間になれると思い応募しました。実際に入ってみて、アルバイト時代も責任を持って取り組んでいたものの、アルバイト時代とは責任の重さの違いを痛感したのを覚えています。社員登用後、大津におの浜店、草津野路店での補佐を経て、大津におの浜店の店長に就任。店長になってからは面接にも携わるようになり、自分の判断で合否を決定することに社員になったとき以上に責任の重さを感じました。食材の発注に関してもそう。月に何百万円もの仕事を担うことに改めて自分は店長なんだと身が引き締まりました。

一生懸命さは伝わる。お店のみんなで食べたケーキは、ちょっぴりしょっぱい味がしました。

店長になった当時は20代前半で、年齢が近い学生スタッフとの接し方に戸惑いました。普段は友人のような感覚ですが、仕事になれば店長とスタッフ、どう使い分けるか大いに悩んだものです。スタッフ側も戸惑ったと思いますよ。フレンドリーに接したいのを堪えて、店長として接してくれました。私は私で、背中で見せようと気を張り、一線を引かないといけない、やさしさと厳しさの両立、店長として言いづらいことも言わないといけない…。若い時分は特に接し方に気を配った甲斐あってか、当時のスタッフと良好な関係を築けていたんじゃないでしょうか。印象に残っている出来事があります。あるスタッフから、「休憩室の蛍光灯を交換してほしい」と言われたので、予備の蛍光灯が置いてある更衣室のドアを開けたところ、更衣室の中に身を隠していた学生スタッフがバースデーケーキを手に、「店長、おめでとうございます!今日誕生日ですよね?」と姿を現したんです。それを合図に、最初に蛍光灯の交換を言いに来てくれたスタッフをはじめ、続々と他のスタッフも集まり、みんなでバースデーソングの大合唱。誰からともなく「店長は誕生日なので、ゆっくりしていてください。僕らがお店を回します。みんな行くぞ!」と。一人ぽつんと残された私は寂しくなって普通に勤務して、閉店後みんなで一緒にケーキを食べたというオチまであります。一生懸命していたら、こうして祝ってくれる人もいるんだと感激したのは言うまでもありません。

入社以来ブレずにSVへまっしぐら。先頭に立って会社を盛り上げていきたい。

大津におの浜店で初めての店長を務めた後は草津野路、近江八幡、五個荘、堅田、守山と各店で店長を務めました。異動頻度が高いように感じるかもしれませんが、若いうちに全店舗を経験したかったという私の想いに会社が応えてくれた結果でもあります。新店舗、新業態のお店の話があれば積極的にチャレンジしたことが実を結びました。アドバンスにある、独立かスーパーバイザー(SV)という将来の選択肢。アドバンスに惚れて入社した私が、会社を盛り上げるSVとして歩んでいきたいと考えるのは自然な流れ。若いうちでの全店舗での経験希望は、店舗を回るSVを見据えたうえでのことなんです。会社を盛り上げるSVになるためには、まずは店長の仕事を全うし、エリアマネージャーへ昇格する必要があります。現在お店で取り組んでいるのは、店長がいなくてもお店が回る環境づくり。当然欠かせないのは、後進の育成です。先述した通り、若いころは自分自身が、がむしゃらに仕事して、行動で示していました。いわゆる背中で見せる、というスタイルです。今は、一歩引いて、スタッフの仕事ぶりをしっかりと観察し、いいところを見つけて褒めて伸ばす指導を心がけています。店長という立場上、指導する機会のほうが多いですが、新人スタッフから学べることもたくさんあり、年齢や経験を問わず誰に対しても尊敬の念を持って接しています。ともに高め合える人との出会いが楽しみです。