幅広い世代の人と関われるところに魅力を感じ、入社しました。

中学受験のため小学生のときに成基学園の教室に通い、中高一貫校に合格しました。学校の先生方は勉強にも部活にも熱心で、しかも社会に出てからを見据えた指導もしてくださいました。この教育に感銘を受け、「私も教師になって生徒を育てたい」と教員を志すようになったのです。この想いは大学進学後も変わらず、アルバイトをする際も「教員の仕事につながるから」との理由で塾講師を考えました。そして塾講師をするなら、中学受験と大学受験でお世話になった『成基学園』でと思い、個別指導教室ゴールフリーの長岡教室でアルバイト（コーチ）を始めたのです。

大学卒業後も、ここでコーチを続けながら教員採用試験の勉強をしていました。ただ、次第に「私は本当に教えることをしたいのかな」と考えるようになったのです。理由は、指導より、生徒と関わることに時間をかける仕事をしたくなったからでした。そこで選んだのが、ゴールフリーの社員でした。選んだ理由は二つあります。一つはいろんな生徒と関われ、自分のやりたいことができる仕事だったから。もう一つは、生徒は小学生・中学生・高校生で、コーチは大学生、さらには保護者様と、幅広い世代の人と関われるところに魅力を感じたからです。そして2018年、教務社員（正社員）として弊社に入社しました。

あいさつと会話を大切にし、生徒一人一人を温かく見守っています。

2020年より教室長として、100名以上の生徒と30名のコーチが在籍する規模の大きな教室のマネジメントをしています。主な業務は、顧客獲得のための営業活動や、生徒のフォロー、定期面談、進路指導、コーチの授業のサポート、模試の運営（監督、準備）、お月謝の請求の確認やコーチの給与計算といった経理など、多岐にわたります。

この教室の社員は私一人だけですので、最初は「自分一人で全部やらないと」という気持ちで働いていました。すると、だんだんしんどくなってきて。そんなとき、長年勤めてくれているコーチのリーダーがいろいろ手伝ってくれ、楽になったのです。これを機に「もう少し周りを頼ろう」と思うようなりました。こうして任せていくと、「こういう部分は頼める」と“頼るコツ”みたいなものがつかめるようになったのです。今ではコーチだけでなく、生徒に任せることもあるほど頼れるようになりました。この“任せること”は、コーチの自主性を育むことにもつながっていることも知りましたので、これからもコーチと協力して、さらに活気のある教室を一緒に創っていきたいと思っています。

心がけていることは、生徒や保護者様ときちんと会話をすること。時間に追われていても、授業の始まりや終わるタイミングで「こんにちは」「さようなら」といったあいさつは必ずしています。特に生徒にとっては“見てくれている人がいる”と感じてもらうことが大事ですので、可能な限り一人一人と話をするようにしています。

ずっと現場で子どもたちとふれ合っていたいです。

弊社は、教育に関する事業を広く展開している会社ですので、社員もいろいろな場所で活躍できます。実際、ゴールフリーに入社したものの「幼児教育に興味があるから」と、弊社が運営する幼児教育、こども園での勤務を目指し、保育士や幼稚園教諭の資格取得の勉強をしている社員もいます。
私も、チャレンジしたいことがあります。それは、行政から弊社に委託されている、経済的な理由で塾に通えない子どもを対象とした学習支援事業での仕事です。学生時代にコーチをしていたときに、学校の勉強についていけていない生徒が意外に多くいることを知りました。だから、塾に通っていない子で勉強についていけない子はさらに多いのではないかと思うのです。こういった子どもたちの学習サポートを、いつの日かできるようになりたいですね。

現場で力をつけると、本社勤務やエリアマネージャーなど現場を統括する道に進む社員が多くいますが、私は今後もずっと現場で子どもたちとふれ合い続け、どんな子も持っている「成長したい」という想いに光を当てられる関わりをしていきたいです。
弊社は、生徒の成長はもちろん、社員の成長にも力を入れている会社です。また、普段の仕事の取り組み方などプロセスもきちんと評価してもらえます。生徒の成長していく喜びはもちろん、自身の成長する喜びも味わえますので、きっと働きがいを実感できると思います。