運送会社の差は、人に出る。社員の個性を大事にしています。

Profile
- 代表取締役 社長
- 1993年入社
- 増田 博文
略歴
1993年に父親と『マスダ商運』を立ち上げ、軽貨物運送事業に携わる。その後、建設機械レンタル会社とのルート配送業務の比重が増え、平成13年には一般貨物運送事業の許可を取得。徐々に事業拡大を図りながら、2013年に代表取締役となり現在に至る。大のゴルフ好きで、休日は自然あふれる環境の中で心身ともにリラックスしている。

一生懸命に前に進んできた結果、従業員数は2名から30名になりました。
もともとは父と二人で会社を立ち上げて、軽貨物運送をしていました。いまのメイン取引先様である建設機械レンタル会社とも、緊急対応の依頼から関係が始まったのです。信頼を積み重ねていく中で次第に関係が深まり、先方の営業所の仕事も回していただけるようになりました。当時は配達の間隔が空くことも多く、たとえば午後からの予定が空白という日もあったのです。そこで、返却された建設機械の清掃業務も配達の合間にするように申し出て、高圧洗浄機などを使用してきれいにしていると、「そこまでしてくれるのか」と好評を得まして、「ぜひ他の営業所でも」とお声かけいただけことをきっかけに、事業が拡大していきました。最初からこの道を目指したわけではありません。ですが、創業当時より一貫して大切にしてきた「気遣い」の精神のおかげで成長できました。
長く勤めてもらえるように、ドライバーに負担をかけない環境を整えています。
建設機械のルート配送事業は、いまもなお成長しています。取引先様である大手建設機械レンタル会社とそのグループ会社の営業所は拡大路線に舵を切っており、ドライバーの数が増えるだけ、当社の売上も増える状況です。とはいえ、現在いるドライバーにガンガン仕事を積み上げていくようなやり方はしていません。ひとりにつき1営業所を担当してもらい、そこでの作業に従事してもらっています。労働時間も先方の営業所に合わせているので、結果として残業は非常に少ないです。というのも、先方は時間管理にきびしく、営業所の稼働時間も7時~19時というところがほとんどですから、その前にトラックが帰ってくる必要があります。休みもカレンダー通りで、盆正月にも連休を取れます。有給休暇も取得しやすく、連休にくっつけている人も多いですね。ルート配送事業を本格的に始めて10年ほどになりますが、10年選手もたくさん在籍しています。