普通免許なしで飛び込んだ運送業界。会社とお客様に支えられて続けてきました。

『阪井運送』に入社したきっかけは、当社でドライバーをしていた父の勧めにあります。以前勤めていた建設業界とは違う業界にチャレンジしたいと考えていたところ、「面接を受けてみないか」と言われたことで興味が芽生え応募しました。
未経験で、しかも普通免許も持っていない状態で飛び込んだ運送業界。最初は荷物の積み込みからスタートしました。

『阪井運送』の第一印象は、とにかくアクティブ。常に動き回り、重い荷物を扱う仕事ですが、お客様に喜ばれ、「芋月くんが来てくれたら仕事が早く終わる」とおっしゃっていただけると、自然と力が湧いてきますね。決して楽とはいえない作業に頑張って取り組むからこそ、たくさんの「ありがとう」をいただけます。

また、会社が教習所に通う時間を調整してくれたおかげで、働きながら普通免許を取得できましたし、フォークリフトに関しては費用も負担してもらえました。そして入社から3年後、出荷管理者に。お客様と会社が成長を応援してくれるので、前を向いてどんどん上を目指せます。

名前を呼ばれるようになると、やりがいも大きくなります。

主な仕事は、トラックへの積み込み、積荷の準備、荷物の在庫管理、小口の配達など。朝はまず会社近くの直売所で野菜を積み込み、バンに乗って老人ホームへ配達し、そのあとは選果場にて出荷作業を行います。季節によって荷物は変わり、夏場なら桃がメインです。現地でドライバーと合流してトラックへ荷物を積み込み、送り出すとまた次の現場へ。大規模なセンターから個人農家さんまで、社用車で各ポイントを回って荷物を積み込んでいます。

1件あたりの所要時間は30分～3時間。スケジュールの調整も自分の裁量で行います。野菜や果物は自分が育てたものではないので、作った人の気持ちを考えて丁寧に積み込むように心がけていますね。

この仕事は現場作業を通して、農家の方や農協の職員の方をはじめ、多くの人とつながりができます。ある年の12月に、古くからみかん農家を営む方が多く集まるエリアで出荷作業をした際に、「芋月くんが来てくれたら助かるわ」とおっしゃっていただけました。由緒ある地域の方々に、名前を覚えていただき、お褒めの言葉までいただいたことは、うれしい記憶としていまでも心に残っています。

今後は後継者を育て、大型ドライバー業務に活躍の場をシフトしたいです。

転職するまで、私は人と接することがあまり得意ではありませんでした。しかし、現場作業員として初対面の人と接する機会が多くなったことで、コミュニケーション力も日々磨かれています。実際、父親からも「昔は無口やったのになあ」と言われました。当社に入社したおかげで、人間としても一回り大きくなれたように思います。

運送会社で働く中でトラックドライバーに興味を惹かれるようになったので、大型ドライバーになることが将来の目標です。まずは近いうちに大型免許を取りに行こうと考えています。夢を実現するためにも、出荷管理者の後継者を早く育てたいですね。

当社は30代から60代まで幅広い年代が活躍する会社です。上下関係はきびしくなく、みんなフレンドリーに話しかけてくれるので溶け込みやすいと思いますよ。社長も忙しい中、積極的に社員とコミュニケーションを図っています。温かな雰囲気の会社で、ドライバーを支える縁の下の力持ちとして活躍しませんか。横について丁寧に教えますので、ぜひチャレンジしてみてください。