ほとんどの技術者が
CADの知識ゼロで入社しています。

Profile
- 専務執行役員
- 2001年 入社
- 中辻 雅志
略歴
前職はIT関連の仕事に従事。異業種から鉄骨の世界に飛び込み、現在は上席執行役員として経営を見ながら、鉄骨管理製造技術者として現場業務にも関わっている。

前職はホームページ制作など、まったく鉄骨とは関係ない業界で働いていました。CADの知識も一切なかったため、仕事をしながら一つずつ覚えていったのです。未経験でも一切心配はありません。今、6名のメンバーがいるのですが、ほとんどが未経験からスタートしています。金型設計のCAD経験者もいますが、元営業など私と同じように異業界出身者が大半です。未経験であれば最初は簡単な仕事からお任せしていきます。先輩のサポートなどをしながら、CADの基本的な使い方から学んでいくのです。弊社では一人一案件を担当しますが、担当できるまでにかかる期間は大体3年くらい。それまではじっくりと仕事の知識を吸収していきます。面倒見のいいメンバーが多いので、わからないことがあればすぐに質問や相談ができる環境ですよ。私も最初の頃は何度も質問したのを覚えています。みんな親切丁寧にやさしく教えてくれるので、あせらずに自分のペースで成長していただけます。

自分が関わった建物の前を通るたびに、
仕事で遭遇した様々なシーンが思い出されます。
仕事で使用するのは鉄骨専用のCAD。構造計算や意匠、現場監督など各スタッフと打ち合わせしながら製図をおこない、鉄骨が加工されていきます。一案件の担当となると打ち合わせから製図、資材発注、品質検査など、すべての工程に関わるのでモノづくりの醍醐味を存分に味わえます。一つの業務を担当して終わりではないから、広範囲のスキルを習得することができます。仕事で大切にしていることは、やはり確認を怠らないことですね。少しでも精度に誤差があれば品質に大きな影響が出ますからチェックを欠かすことはできません。仕事のヤリガイは図面だったモノが徐々にカタチとなっていく時です、完成した建物の近くを通る時は、毎回大きな感動を味わっています。特に完成まで苦労した物件の時は感慨深いですね。一人でなく、様々な部門のスタッフと力を合わせて完成するものなので、製造段階でのシーンひとつひとつがまるで昨日のことかのように思い出されるのです。
