仕事を円滑に進めるのは、仲間とのコミュニケーション。
業界歴は25年。いろいろな会社に勤めましたが、そのほとんどで三菱電機のエレベーターを扱ってきました。『エフユー』がスタートするとき代表に声をかけていただいて、15年ほどお世話になった以前の会社から移ってきました。電気系統をさわったり高所での作業があるため、仕事には危険が伴います。作業中は自身が怪我をしたり、一緒に作業する相手に怪我をさせないためにも集中することが大切です。仲間と声をかけ合い、コミュニケーションを大切にしながら進めるようにしています。作業中や終了後に発注元のお客様とやり取りすることもあるため、1人で黙々と作業するというより、コミュニケーションが欠かせない仕事ですね。
エフユーの何が一番魅力かと聞かれたら、まずは人間関係と答えます。
この仕事をはじめた当初は難しいと思うこともありましたが、年々慣れて、もう20年以上になります。仕事は慣れれば大丈夫なのですが、何より大変だったのは人間関係です。昔は言葉の壁もありましたし、ときには厳しいことを言われたこともありました。社員数が多い会社で働いていたときは、現場ごとにいろいろな人と組んで行くため、関係づくりがなかなかできなかったですね。その点、当社は人間関係で困ることがありません。今はずっと同じメンバーで現場を回り、同じ仕事をしています。作業中は相手の動きを考えて進めるので、段々とお互いの考えていることが分かってくるんです。お互いが相手の立場に立って一緒に長く作業をすると、相手の考え方や人となりが分かってくる、それがいいと思います。
相手の話を受け止め、自らコミュニケーションをとることが長続きのコツ。
約30年前に日本に興味を持って来日。最初は勉強が目的で学校に通っていましたが、エレベーターを取り扱う会社に勤めはじめて、その面白さに夢中になりました。皆さんそうだと思いますが、面白くなかったら仕事はできません。もともと機械をさわるのが好きなので、私の場合は作業自体に面白味を感じる点が同じ業界で長続きしている一番の理由だと思います。体力は多少必要ですが、休みがきちんと取れるので大丈夫。これからも、長年頑張ってきたこの仕事をできる限り続けていきたいという気持ちです。今までの会社で新入社員をたくさん見てきて、仕事ができる人・できない人の違いは、相手の話をきちんと聞いているかどうかだと感じます。私から言えるのは、作業は教えるので、頑張ってくださいということ。相手の話を素直に聞き、自らコミュニケーションをとって、ぜひ仕事の面白さを感じてください。