貿易営業部 課長

誠実に、素早く対応する。その姿勢があれば大丈夫です。

Profile
貿易営業部 課長
2016年入社
金 京国
略歴

中国から留学生として来日し、大学を卒業後にインテリア販売の会社に就職。その後、2016年に大藏電機に入社する。事務方として学校で使用する理科の実験教材の貿易事業に関わる。その中で営業への興味が芽生え、2020年4月より営業部へ異動。貿易事業と兼任する形で産業機器の担当となり、順調に成績を伸ばす。2021年8月に課長に昇進し新人育成にも力を入れる。

現状の知識の有無は関係なし。努力すれば、ゼロからスタートできると働いて実感しました。

まだ中国で暮らしていた子ども時代に、日本の大手家電メーカーが世界を席巻していく様子を見ていてあこがれていました。いつかはエレクトロニクスの世界で働きたいと思っていましたが、大人へと成長していく中で、専門知識を持ち合わせていない私にとって無縁な業界なのではないかと自然と壁をつくってしまったのです。それで、大学卒業後はインテリア販売の営業職に就きました。ですが、実を言えばインテリアに詳しいわけでもなく、働いてみれば知らないことばかりで。それでも、営業職としてある程度活躍できたことが自信となって、いま知らなくてもあとから勉強すれば大丈夫だと思い直し、幼いころからの夢を叶えようと転職活動を始めて見つけたのが大藏電機です。当社は中国語圏内の企業との取引もあり、自分にフィットする職場だと感じたので、迷わず飛び込みました。

仕事の目標と人生の目標。その2つを持つことが私のモチベーション。

入社当初は貿易事務のようなポジションで商談をアシストする立場からスタートしました。そのうちに営業にも興味がわいてきて、チャレンジしたいと会社に申し出たことでいまがあります。営業では売上の目標を立ててがんばるのですが、そのプレッシャーは私を奮い立たせる動機のひとつです。もちろん、毎回うまくいくわけではありません。いいときもあれば、わるいときもあります。どのようなときも意欲をなくすことなく働けたのは、人生の目標を持っているおかげです。直近でいえば、結婚して家庭を持ちマイホームを建てることを目指して努力した結果、仕事も軌道に乗って入社から5年後に係長に昇進でき、家庭を築けてマイホームも購入できました。人生設計全体でいえば、まだまだ半分くらいのところなので、これからも仕事と人生の両方の目標達成に向けて突き進んでいきます。

トラブルと向き合い、スピード感を持って対応する大切さ。

実体験として、当社の営業においては、トラブルを起こさないことに躍起になるよりも、トラブルに対してどう向き合うかの方が大切だと考えています。実際、どれだけ気を付けていても予期せぬトラブルというのは起きてしまうものです。そこを恐れるよりも、いかに素早く解決に向かって動けるかを重視していますし、お客様もその姿勢を評価してくださって信頼につながることもあります。そのため、私も新人を教育する際は、細かいことは言わずに、とにかく一度はやってもらうようにしています。といっても、放任するわけではなく、聞かれたことはなんでも答え、書類であれば必ず目を通してミスがあれば都度指摘して直します。もちろん、問題が起きれば一緒に解決に動きます。個人のがんばりは大事ですが、それだけでは会社の業績に寄与できる範囲は限定的です。チームの成長を促すことで、より事業拡大に貢献していきます。