高野口運送株式会社(本社 運輸事業部)

当社であこがれを形にできた。着実に成長を目指せる職場です。

Profile
本社 運輸事業部
2017年8月入社
木村 肇
略歴

2017年8月に入社し、大型ドライバーとして本社で勤務する。京阪神エリアをはじめ、愛知県や徳島県など幅広い場所へ荷物を運んでいる。

当社でドライバーデビューをして、
少しずつ壁を乗り越えてきました。

以前は、工場でエアコンの部品などの組立作業に携わっていました。それはそれで日々やりがいを感じていたのですが、出荷作業を行う大型トラックドライバーの姿を見るたび「かっこいいなぁ」とあこがれていました。いつか自分も同じ仕事をしてみたいと、休日に教習所へ通って大型免許を取得し、自宅から通いやすい職場を探したことが入社のきっかけです。いざ就職してみると教習所の訓練と実務とでは、むずかしさがまったく違いました。たとえば教習所でバックをするときは、広い空間にラインが引いてあるだけですが、納品先には壁や障害物があり、ギリギリのスペースに駐車しないといけない場面もあります。車両間隔をつかむまでは、トラックをぶつけてはいけないというプレッシャーもあり苦労しました。慣れない環境の中で戸惑うことも多いスタートとなりながらも続けてこられたのは、先輩たちの助けと丁寧な新人研修のおかげです。

3ヵ月間の新人研修を通して、
ひとり立ちへの自信を得られました。

経験ゼロから始めた私に対して、会社側が新人研修の期間を3ヵ月間設けてくれました。期間中はベテランドライバーが横に乗り、運行ルートから配送先での納品方法、あぶない轍(わだち)のある場所など注意すべきところまで細かく丁寧に教えてくれたことを覚えています。運転に対するアドバイスも的確で、新人研修を通して「これなら、トラックドライバーとして今後も働いていける」という自信が深まりました。もし、もっと期間が短く、自信がつく前にひとり立ちになっていたら、ドライバーとしてのキャリアもすぐに終わっていたかもしれません。もちろん研修後も、何かあれば周りが支えてくれますし、こちらから質問した際も親身になって答えてくれますが、やはり最初の3ヵ月間の経験はその後のドライバー人生に大きな影響を与えています。未経験者にやさしい『高野口運送』だからこそ、私は夢を叶えられました。

心に余裕を持てるようになり、
会社での視野が広がっています。

入社より1年以上経ったことで慣れてきた部分もあり、バックもある程度スムーズにできるようになりました。また、多くのルートも覚えたので、現地到着にどのくらいの時間がかかるのかを逆算しながらスケジュールを組めるようになっています。なにより何度も同じ納品先へ行くことでお客様と顔見知りになり、笑顔で挨拶していただける関係になれたのがうれしいですね。これまでは個人の成長に精一杯でしたが、心に余裕を持てるようになり、後進の育成にも気を配れるようになりました。現場への行き先やちょっとしたコツをアドバイスしてみるのですが、これがなかなかむずかしく、わかりやすく説明してくれた先輩たちの偉大さを痛感しています。新しい壁に突き当たりましたが、これは自分にまだまだ成長できる余地があるということ。運転技術はもちろん、勤務態度や指導のうまさも含め、いつか全員の見本となるドライバーになれるように、これからも努力し続けます。