ステンレスとは、鉄にクロムという
元素を添加した合金でサビにくい性質を持ち、
そこにニッケルやモリブデンなども加えていくと
硬さや耐食性などを強化できます。

私たちがメインで取り扱うのは
SUS304と呼ばれるクロムが18％、
ニッケルが8％ほど含まれるステンレス。
シンクやボルト・ナット、電車の車両をはじめ
幅広い用途に使用されており需要があります。

スクラップとして搬入されるステンレスには
さまざまな成分が含まれていますが、
上記の比率になるように混ぜ合わせれば
SUS304をつくりだせるのです。
働くと、より奥の深さが見えてきます！

日本に10台もない特殊な重機や
X線・発光分光を用いた分析機器など
ほかの職種ではなかなかふれる機会がない
車両や機器を使用できるのも働く魅力です。

当社ではカバー体制を強化するため、
基本的に現場スタッフはすべての作業を
できるように育成しています。

休日数の多さなどの働きやすさに加えて、
経験できることがたくさんあるからこそ、
モチベーションを維持することができ、
直近3年以内の離職率も0％です！

藤本金属との出会いは、当社で働く
友人からの紹介がきっかけです。
当時勤めていた会社はいろんな意味で
きびしいところだったので、当社で面接を
受けた際に感じたやわらかい雰囲気に救われました。

まったく畑違いの業界なので覚えることは
多かったですが、先輩たちはやさしく
同い年の社員もいるので心強かったです。
現在はお客様のトラック誘導と納入した
スクラップの異材除去をメインに取り組んでいます。
残業もほとんどなく休みも増えたので、
平日はオンラインゲーム、休日はフットサルと
プライべートもばっちり楽しめるようになりました！

前職は自衛官をしていたので、
金属スクラップの回収は未知の世界。
右も左もわからない状態でしたが、
分析をしやすいようにスクラップに
グラインダーをかける作業から丁寧に
教えてもらい、3ヵ月ほどでひとり立ち
できるようになりました。

上司との距離も近く、仕事終わりに
大正駅周辺で焼き鳥などを食べに
連れていってもらえることもあります！
後輩もできたので、さらに成長していくため、
現在は油圧機器の仕組みを勉強中です。
クレーンや裁断機のトラブルを
自分で対処できるようにがんばっています。

結婚を機に腰をすえて働ける職場を探し、
紹介を受けて入社したのが藤本金属です。
ステンレスのことを知らなかったので、
最初はスクラップの山を見てもイメージが
わかなかったのですが、キッチンのシンクや
スプーンなど身近なものにも使われていることを
知ると資源の宝庫に見えてきました。

いまは分析のポジションにいて、
高校時代に習った元素記号と向き合いながら
ステンレスの種類を選別しています。
職場は明るいし、先輩たちもやさしく、
残業がほぼないので平日も家族との時間を
楽しめるのでとても働きやすいです。
いい職場だから友人にも紹介しました！

現在は現場長としてスタッフ管理をしながら
スクラップの検収作業などに取り組んでいます。
検収は申告された品物と納入された品物が
同じかを確かめる作業で分析器に表示された
元素の比率をもとに、どの品物かを判断する
必要があるのですが、その作業が楽しいですね。
ステンレスはいまも新素材が開発されており
新しい素材に出会えるとうれしくなります。

会社自体もいい方向に変わり続けていて、
人も休みも売上も順調に増えてきました。
藤本金属の仕事は重機に乗るのも面白いですし、
分析は探求心を刺激されます。
興味を持たれた方は、ぜひ一緒に働きましょう！