現場作業の経験を生かし、施工管理として活躍中。
就職先に迷っていたとき、当時の責任者の方から声をかけていただいたことが入社のきっかけです。実家から近かったですし、現場仕事にも興味があったので決めました。施工の作業員はある程度経験を積むと、社員を続けるか協力会社として独立するか選択肢が生まれます。作業員のままだと給料の大幅アップは見込めませんし、協力会社は稼げるものの、将来への不安があるのも事実で、社員として施工管理を目指す道を選びました。施工管理になった当初は、年上の方が多いのでコミュニケーションに気を遣いました。ただ、お互いに言いたいことを言い合えば距離が縮まると分かってからは、遠慮せずに本音を伝えるようにしています。若さは不利ではなく、かわいがってもらえることも多いですね。施工班は南だけで10班あり、今は堺と松原エリアの4班を担当しています。現場監督同士で週に1回ミーティングを行い、各班のスケジュールを立てていきます。ガス工事の場合は1日に2~3件を回るので、「ここなら3時間くらいで終わって次に行ける」「ここは6時間かかりそうだから無理だな」と判断する際など、現場での経験が生きています。
自身で仕事を管理・調整できるから、休みが取りやすく働きやすい。
当社はとにかく居心地の良さが自慢です。この日は頑張って残業しよう、この日は定時で帰ろうと自身で仕事をコントロールできますし、休みも取りやすいです。昨年も休みを取って、妻と4回海外へ行きました。青年団の団長をしていたので祭の期間に1週間休んだこともありますし、有給休暇は入社以来ずっと使い切っています。施工管理の朝は早くて7時45分くらいに出社しますが、17時~17時半くらいには退勤して、帰宅後は犬の散歩や妻と一緒にスーパーへ買い物に行くこともできます。残業は月10時間を下回ることが多いですね。ワーク・ライフ・バランスが取れていますし、自分の行動を自分で管理できる人なら、かなり働きやすい環境だと思います。
ライフラインを支える仕事の大切さを改めて実感。
問題なく現場が進み、担当する施工班の売上が伸びるとうれしいですね。工務店とは電話でのやり取りがメインですが、機会があれば自ら挨拶に行くなど、コミュニケーションを大事にしています。施工管理はやりがいがあると同時に、社会に欠かせないライフラインを背負っている仕事だと感じています。それを実感したのが、2018年に起こった大阪府北部地震での経験です。地震後の復興工事に大阪ガスの施工会社が集結して、全員で復旧に携わりました。かなりの件数でしたが、ガスメーターが止まったり、ガス管が断裂していたご家庭での復旧に取り組み、たくさんの方から「ありがとう」「やっとお湯が出たわ」と言っていただきました。涙が出そうになり、自分の仕事の大事さに改めて気づいた経験は忘れられません。こうしたやりがいを新しい人にも味わってほしいですね。当社は、何でも聞いたり相談したりしながら学んでいけますし、頼れる人がいるので未経験でも大丈夫。安心して飛び込んできてください。