A.企業の経理の先の処理を行うというとわかりやすいかもしれません。月次業務はまずは企業がとりまとめた伝票を受け取ることから始まります。預かった書類をもとに、仕訳のチェックと試算表の作成、できあがった試算表をもって訪問し経営指導。決算時期には12ヶ月分をとりまとめ、税務申告を行います。

一方で私たちはコンサルタントとしての役割も担います。試算表からは会社の経営状況がわかるので、借り入れの相談や様々なアドバイスを行います。時には財務のみならず、会社運営に関する相談にも応じます。

A.資格の有無は問いませんが、簿記3級程度の知識が求められます。
というのは、お客様が起こした伝票に誤りがあれば指導し、仕訳しなおしたりするのも私たちの仕事。申告に間違いがあって、お客様の不利益になることがあってはいけませんから。

様々な業種のお客様がいて、それぞれに異なる事情を抱えていますので、ここまでの知識を身につければ十分ということはありません。
学び続けることが必要ですが、経験の数だけ自分の成長も実感できるはず。私も7年続けていますが、次々と新しい相談が舞い込むので本当に挑戦のしがいがあります。

A.リーダーは所長の他に2名。1Fと2Fとで2チームに分かれて業務を行っています。入社後は私のいる2Fチームに加わっていただく予定です。
各リーダーの業務領域は基本的に同じなので、業務上の線引きはありません。

また、チームのみんなで顧客対応をするというスタンスですから、毎月の経理担当者との打ち合わせの際は私1人で巡回を行い、決算の際には所長や他のリーダーと訪問することも。
知識も経験も豊富な先輩と協力して、ベストな対応ができるのは、安心感でもあり事務所の強みですね。

A.もちろんです。先に述べたように奥が深い世界ですから、即戦力は求めません。私自身も初めの1年は、アシスタントさんのしている業務をしながら、試算表の最終チェックや指導をスムーズに行う上で必要な土台の部分を身につけました。

さらに平行して先輩の巡回監査に同席して、指導の仕方を学ぶことも。そのうちに1人で月次の巡回に行くようになり、1年が過ぎる頃は簡単な決算、3年でやっと決算と別表という申告書の作成までができるようになりました。今もまだ経験と自信を増やしている最中。焦ることはありません。

A.毎月、毎年お客様と接していると、だんだんと絆が生まれます。だから、何か相談された時に「出来ません」とは言いたくないし、困っていたら出来るだけのことをしてあげたい。そういう気持ちが、勉強し続けられる原動力なのでしょう。

特に新規立ち上げの企業は、予算や必要な申請書類などイチから指導をすることがあります。その事業が軌道に乗って大きくなっていくのを見るのは本当に嬉しいものです。そして、お客様が訪問重ねるごとに色々と話をしてくれるようになることも。信頼を裏切らないよう、真摯に対応していきたいですね。

私たちパートナーの役目は、リーダーたちがスムーズに決算を組めるよう、土台作りをすること。
企業から届いた伝票や書類の不備を確認したり、足りない書類は作成したり、
リーダー達が確認作業に手を取られることがないよう、仕訳入力～月次決算表の作成までをキッチリ行います。

入社後は、まずはこのアシスタント業務に携っていただきます。私も未経験で
入ってきているので、理解しにくい部分も心得ています。研修は振り返りの時間も設けつつ、ポイントを押さえながらやっていくので安心して飛び込んできてくださいね！