Q.どんな時に社会に貢献していることを感じますか？
A.水やお米、日用品といった生活必需品を扱っているので、ぼくらが配達をしなければ当然組合員さんは困ってしまう。そのことを特に実感したのがコロナ禍の緊急事態宣言が発令されていた頃。外出を制限された方が増えたことで、生協に注文が殺到したんです。

Q.それは大変でしたね。どう乗り切ったのですか？
A.仲間たちとは「こんな時こそ俺たちの出番！」と励まし合って頑張りました。あの頃は小さなお子さんのいるご家庭や、高齢の組合員さんからはとても感謝されました。当時は買い占めなどもあって、スーパーでは手に入らない物もありましたからね。自分の仕事が人の役に立てていることを強く感じました。

Q.今後の目標や、これから挑戦したいことなどありますか？
A.教育に興味があるので、そこに携わっていけたらいいなと！今も事業所の副所長として後輩の指導など行っていますが、人には得手不得手がありますので、それらをきちんと見極めて、一人一人が輝けるような職場にしたいですね。

Q.数ある会社の中から、なぜNS丸和ロジスティクスを選んだのですか？
A.前職で一緒に働いていた先輩がここにいたからです。自分は地図を見たり、ルートを覚えたりするのが苦手なので、配送業に就くことは考えていなかったんです。でも、コープならルートも時間も同じだからと教えてくれて。それなら自分にもできるかな？と思って入社しました。

Q.実際にやってみてどうでしたか？
A.意外といけるなって（笑）。一通りのことは1ヶ月程度で覚えました。それに、組合員さんも長く利用されている方が多いので、逆に教えてくれるんですよ。「前の人はここに車を停めてたよ」って。そのおかげもあって一人で回るようになってからも困ることはなかったです。

Q.ご自身が長く働き続けられている理由はどこにあるとお考えですか？
A.やっぱり「人」ですね。上司や先輩たちに恵まれた、に尽きるのかなと。なにかあればすぐ助けてくれるし、相談もしやすくて、一緒にいて楽しい人が多い。そんな居心地の良さが長く続いている理由だと思います。

2024年4月より、新たなワークスタイルとして「選択式週休3日制」を導入しました。これは週5日だと厳しいが週4日なら働ける、という方を対象にしたもので、例えばブランク空けの主婦さんや、体力的な負担を抑えながら働きたいと考えている40代・50代世代に利用してもらえたらという思いで取り入れました。

もちろん、目的はそれだけではありません。「選択式週休3日制」を選んだ方には副業をOKとしています。これまで勤務にあてていた1日を、自分のやりたいことに使っていただいて実りあるものにしてほしい。資格取得でも、ご家族との時間に費やすでもいい。『生協ドライバー』という安定した生活基盤を持ちながら、一度しかない人生を有意義に過ごしてもらえたら。

これから新しく入られる方もぜひこの制度を有効活用いただき、楽しいワークライフを送ってください。そして、長く一緒にお仕事していきましょう！

現在、遠方にお住まいの方もご安心ください。
事業所の近隣にて、物件借り上げ制度があります。
家賃の65％を会社で負担するため、個人負担を軽減できます。

＜ここがポイント！＞
プライベートを尊重します！
共同生活がイメージされる社員寮ではなく、
個別住宅なので、仕事とプライベートは
きっちり分けて過ごすことが可能です。

NS丸和ロジスティクスさんでは、主に現場あがりの方が採用や事業所の責任者を任されているそうです。今回お話を伺った採用担当者さんも、元芝浦事業所のドライバー。このように、現場を熟知している方々が管理職や採用を担っているので、新人さんが入られても入社後のギャップに悩まされることなく、ドライバーにとって働きやすい環境が出来上がっているというお話が聞けました。

その証拠にどの事業所でも20代・30代の若手がイキイキと活躍されていて、皆さんの表情もすこぶる明るい◎ さらには、これまで1年以内の離職率が30％あったのが、2024年以降は退職者が一人も出ていないそうです！

現場感覚を忘れず、どうすれば長く活躍してもらえるかを考える動きが社内に浸透したからこそ、人の定着する環境がつくられたのだなと感じました。