営業課

未経験でも文系でも、働きやすい体制を整えています。

Profile
営業課
2017年8月
宮崎大樹
略歴

約2年間、不動産業界で営業職を経験後、2016年に父が代表を務めるミハナ製作所に入社。営業課の係長として営業活動に励みながら、人事を兼務する。

専門知識は入社後に身に着けていけます。

今は主にルート営業を担当しています。代理店との打ち合わせ、見積もりの回答や納期の報告、注文が入っている分の進捗報告、あとは機器メーカーや設計会社との打ち合わせやPRを行っています。入社当初は、技術的な問い合わせへの対応に苦労しました。分からないことは自分なりに調べたうえで上司に相談し、積極的にメモを取って覚えましたね。理系的な専門知識が求められる場面も多いですが、私自身も文系出身ですし、会社のバックアップがありますので、少しずつ経験を積んでいけばいいと思います。
最近は電話やオンラインで商談することも増えました。ただ、現場に行った方がコミュニケーションも円滑に取れますし、現物を見る必要があるときは当然、お客様のもとへ駆けつけます。訪問は、多くて日に1~2件。新規開拓もゼロではないですが、ネット経由の問い合わせから取引につながることも多く、新規開拓に苦手意識を持たれなくても大丈夫です。

お客様の安全を守る責任とやりがいがあります。

当社が扱っているのは、安全弁というニッチで特殊な製品。タンクなどが破裂しないように守る安全装置なので、法律や規制が関わってきます。その辺りに関して間違いがないか何度もチェックすることを大切にしています。専業メーカー・サプライヤーとして安全面についてお客様にいろいろとお伝えする立場ですが、ものの考え方や設計の発想など、逆にお客様の視点に学ばされることも多いですね。
先日、お客様から1本のお電話をいただきました。あるとき機械の運転状態が良くなくて圧力が高まり、本来なら爆発するような領域まで使用してしまっていたところ、当社の製品が正しく機能して事故を未然に防ぐことができ、設備と人命を守れたとお礼の言葉をいただいたんです。当社の製品の存在意義を実感し、この仕事がお客様のお役に立てているのかなとうれしく思いました。

安全弁の代名詞となる企業を目指して。

安全弁の専業メーカーは、国内に数社しかありません。その中でも当社は、創業期を入れると曾祖父の代から実績を蓄積してきました。信頼と実績が求められる安全装置ですから、ありがたいことにアドバンテージがあるんです。お客様からの紹介や、担当の方が転職した先で元の職場で使っていた当社の製品を使いたいと言っていただけることもあります。ただ、お客様のニーズは日々変化し、レベルも上がっています。訪問の頻度を上げるとか見積もりの処理を早くするとか、日々の対応をしっかりしながらアフターフォローも含めてお客様のお困りごとに寄り添っていきたいですね。他社が断るようなセミオーダーにも可能な限り対応し、継続的な発注や新しい取引につなげていきたいと考えています。まずは国内シェアのアップと、お客様が安全弁を必要としたときに「安全弁といえばミハナだね」と、真っ先に名前があがる会社になることが目標です。