株式会社ネットワーク コーポレーション

知らない道、はじめての試み。挑戦する楽しさがここにあります。

Profile
物流管理部 部長
2000年 入社
村澤 亮太
略歴

コンビニ店員、倉庫業、郵便配達を経て、ネットワークコーポレーションのドライバーに。2013年に部長職に就任。現在は配車業務を中心に活躍する。当社の大型ドライバー第1号でもある。

ドライバーになって20年。新人時代の苦労、はじめての大型車、思い出は数多くあります。

車の運転が好きでドライバーを志し、通勤圏内の運送会社を探して見つけたのがネットワークコーポレーションでした。気がつけば入社から20年。これだけ長く続いたのも、やはり好きな仕事だからだと思います。
思えば新人時代は、道がまったく分からず大変でした。早く道を覚えるために私が試したのが、ちょっと遠回りになろうが、知らない道を走ること。行きは遅れないようにいつものルートを通りますが、帰りはあえて違う道を選んでいましたね。そのうちパズルが完成するように道のつながりが見えてきて、苦労なく走れるようになりました。
現在、当社は2t車・4t車・10t車を所有していますが、入社したころは大型車がなく、大型免許を持つドライバーもいませんでした。実は当社ではじめて大型免許を取ったのが私。友人に誘われて気軽な気持ちで教習に行ったところ、社長が大型車を購入してくださり、大型ドライバー第1号になった訳です。続いて仲間たちも大型免許に挑戦し、業務の幅も広がっていきました。

ドライバーの声に耳をかたむけ、無理なく走れる配車を目指しています。

部長に就任してからは、配送先をドライバーに割り振る配車業務をしています。以前は自分のことを第一に考えて仕事していたのが、役職に就いたことでドライバーのみんなの生活や体調を考えるようになりました。仕事をなるべく均等に割り振り、つらそうなら声をかける。全員が不満なく走れるようにバランスをとるという考えはこれまでなかったものですから、立場に育てられて視野が広がったように感じています。
ただ、どれだけ気を付けていても、ドライバーから「今日のルートは疲れた」と言われることもあります。そんなとき、我慢して頑張ってほしいとは決して思いません。遠慮なく気持ちを話してもらえるのは助かりますし、ドライバーからの指摘が配車するうえでの勉強にもなるからです。
お客様とドライバーを想って配車した結果、イメージ通りに配送が完了したときは安堵とともにやりがいを感じます。特にご依頼が多かった日の達成感はひとしおですね。

新たな土地を冒険するような楽しさを、新人さんにも知ってほしいです。

ドライバーメインで仕事をしていたころ、知らないところへ行ける長距離配送が好きでした。一人の空間で好きな音楽を聴きながら、はじめての土地を進む。旅行のような冒険のような楽しい時間だったのを覚えています。
特に印象深いのが冬の岩手。まだ雪のない道から、トンネルを抜けた瞬間に広がった銀世界が今でも忘れられません。岩手がはじめてだったこともあり「こんなに雪が降るんや」となおさら驚きました。このような経験もドライバーならでは。最初はベテランが横に乗って教えますので、新人さんも安心して楽しみながら走り出してほしいと思います。
当社は成功・失敗に関係なく新しい仕事にみんなで挑戦していくチームです。たとえばパチンコ台の配送に初挑戦したときも、最初から「無理じゃないか」と言うのではなく、どうすれば運べるのかみんなで知恵を出し合って初の試みを成功させました。まだ見ぬ新しい仲間たちとも、一緒に多くのチャレンジをしながら走り続けたいです。