社会福祉法人相楽福祉会(相楽デイセンター)

人と向き合い、一緒に成長していける仕事です。

Profile
相楽デイセンター
1983年入社
三船 晃
略歴

大学の社会福祉学科を卒業後、1983年4月に新卒で入職。共同作業所、デイセンター、居宅支援事業で経験を積み、管理職に。2015年から「相楽デイセンター」で施設長を務める。

法人一筋35年以上。1日1日が過ぎるのが、とても早かった。

まだ施設が法人化する前、私設の共同作業所だったときに、たまたま大学のゼミの先生が今の法人の副理事長とつながりがあり、紹介されたのが入職のきっかけです。はっきりと障害者支援をしたいという思いがあったわけではなく、施設に行ってみたいなぁという気持ちでしたね。今の相楽作業所やこの相楽デイセンター、居宅の事業所を経験して管理職になり、4年程前、デイセンターに施設長として戻ってきました。新卒で入ってから30年以上。時間で区切れるような仕事ではないので、正直、昔はハードな勤務でしたが、ここに就職してからの1日、1ヶ月が早かったんです。利用者の皆さんと一緒に陶芸をしながら、夏場は畑に行って水をやったり、楽しい時間の延長みたいな中で仕事をさせていただいて、すごく楽しかったというのは間違いないですね。法人認可を取って組織がだんだん大きくなっていきましたが、毎日が楽しくてそのままずっと勤め続けてきた感じです。

人と向き合い、息苦しさや暮らしにくさを一緒に解決していく。

大学を出て就職して、パンづくりや紙すきなど作業そのものがしたくて来る人はほとんどいません。僕も当時は作業所で陶芸をしていましたが、陶芸なんかやったこともないし図工で5なんかとったこともない(笑)。でも、利用者さんと一緒につくり上げていくとか、利用者さんに教えてもらいながら少しずつ知識を得ていくとかが、楽しいんです。僕らの仕事は、利用者さんが1日どう楽しく過ごして帰っていただくか、そのためのお手伝いなので、人と向き合って一緒に何かをしていきたいと思う人にとっては楽しい職場です。障害がある方は、皆さんいろいろな息苦しさや暮らしにくさをもってここへ来られるため、しんどいことを1つひとつ一緒に解決していける楽しさ・やりがいのある仕事でもあります。もちろん楽しいだけではなく、僕らがもっているサービスでお答えできないなど、いろいろな課題もあります。そんな中でも、相楽デイセンターは若い職員が多く、楽しく明るい雰囲気の中で仕事ができているのかなと思います。

人とのかかわりが好きな方、ぜひ一緒に働きましょう。

勤務に関しては当然ですが、時間が超えたら振替えを取ってもらうとか、シフトを組んだ中で役割分担をするとか、働きやすい環境づくりは考えています。厳しいことも言いますが、できるだけ話しやすい、困ったことがあったときに上げてきやすい雰囲気をつくるように心がけています。また、常勤職員は泊り勤務がありますが、泊り専門のアルバイトの方も増えていますし、ご家庭や子どもさんの事情を聞きながら急なお休みにも対応させてもらっています。
仕事をはじめるにあたっては、得手不得手があっても、人と関わるのが好きというのはあった方がいいと思います。プログラムを組み立てるのは得意でも前に出るのが苦手な方もいるので、適材適所で見ていきたいです。人と向き合って、自分も一緒に育っていける仕事だと思います。人に興味がある方、人と一緒に何かに取り組みたいと思う方は、ぜひ来ていただけるとありがたいです。