山本産業株式会社

当社の次のステージを、一緒につくっていきましょう!

Profile
事業戦略本部 人財育成
米田 敏子:2001年 入社
萩原 美紀:2010年 入社
池本 学:2011年 入社
略歴

米田:2001年に入社。製造ラインを担当するパート時代からフルタイムで勤務を続けて準社員となり、社員へとステップアップして人材育成を担当。
萩原:2010年入社。総務課の労務担当としてキャリアをスタートする。現在は主に新卒社員の採用から教育までを担当。
池本:2011年入社。機械メーカーに勤めた長年の経験を生かし、実務と新人教育を兼務。2022年の定年後は、シニア社員として採用・教育を担当。

「人財育成プロジェクト」とは?

池本:当社の社員の多くは中途採用です。いい人が入社しても離職してしまっては意味がないので、中途採用の人にこそ長く活躍してもらうために、2022年3月から人財育成のプロジェクトチームが本格的に動きはじめました。
萩原:経理や総務といった本社機能は事業戦略本部という部署に集約されており、その中の一つが人財育成チームです。私と米田さんは人財育成に所属し、生産本部の池本さんと連携を取りながら、採用や人材育成業務に携わっています。
池本:採用は総務がメインで行いますが、実際の教育は現場が行います。今までは採用と現場とが離れており、現場が必要としている人材と会社が採用したい人材との間に隔たりがありました。適材適所の配属を実現するためには一連の仕組みが必要だろうと、私も数年前から面接に入らせてもらい、現場目線でお話をさせてもらっています。
米田:私たちが現場の経験も生かして違った目線でフィードバックまで行うことで、より離職につながりにくい仕組みづくりをしているんです。

初めての方も安心の教育体制

米田:採用後の教育は、法律で決められている安全・衛生講習にはじまります。あとは現場の安全、品質、マナーについてなど、1日かけて全員が座学で学びます。
萩原:座学や現場での実習期間が長い新卒社員に、中途で入社された方の教育も近づけていっている感じです。
池本:あとは、採用後に即現場というのではなく導入研修を取り入れました。当社の仕事は幅広くていろいろな作業があるので、最初は職種ではなく部署への配属となります。材料の供給といった基本の単純作業からはじめて流れを覚えてもらい、個人差はありますが、1~2週間程度で、ご本人の経歴や資格、人員の不足している箇所を見て、配属となります。
米田:導入研修の取り組みをはじめて以降に入社した人たちからは、安心だとおおむね好評いただいています。現場に入ったときに戸惑わずに済んだという声が多いですね。
萩原:現場では分からない作業を教えることに注力しますし、現場に入って作業してみた後に、不安や疑問を落ち着いて振り返る時間が今まではなかったんです。
米田:現場に入ってしまうと、先輩の手を止めてまで聞くのが難しいですよね。
池本:面談も上長とではなく我々がさせてもらうので、直属の上司には言いにくいことも言いやすいかもしれません。
萩原:作業のし方を教えて覚えてもらうのがいいと思っていたら、作業そのものではなく職場のルールが難しかったとか、面談では今までこちらも気づかなかったことに気づかせてもらえる利点がありました。

求職者へのメッセージ

池本:教える人によって教え方が違うという声があるので、今後は導入研修と同時に、現場で教える社員の教育をもっとしていきたいです。
米田:各ラインに作業習得度表を作っていますが、活用し切れていないのが現状ですよね。また、日勤は上長が近くにいますが、夜勤帯は何かあったときに誰に言えばいいのか分からないことがあるのでその点も改善したいです。
萩原:2人が言ってくれた通りです。私は主に新卒社員を担当していますが、ベテランの人が教えてくれる時もあれば1年先に入った新人の社員が教えてくれることもあって自分流で教えてしまうことが出てくるので、教育のし方を皆さんに勉強してもらう機会を作る必要があると感じます。また、リーダーへとステップアップする際の研修も検討中です。
池本:昔のように見て盗んで覚えるというやり方は、今は通用しません。入ってくれた人たちをどう活躍させるか。活躍すれば定着できますから、その環境をつくり、継続して関わっていきたいです。
米田:応募者の方に伝えたいのは、大きな気持ちでお迎えするので、大きな気持ちで来てください!ということ。お母さんみたいですね(笑)。
池本:そういうことですよね、社長はよく社員は家族と言われます。安心して一緒に働きましょう!そして入社後は、受け身ではなく勇気を持ってどんどんチャレンジしてほしいです。
萩原:山本産業は70年以上続く会社ですが、まだまだ学びが必要です。未経験とか気にせず何でも聞いてくれたらいいので、みんなで一緒に会社を良くして、一緒に成長していきましょう!