高橋縫製株式会社

これまでも、これからも、積極的にチャレンジし続けます。

Profile
代表取締役
2013年社長就任
高橋 真人
略歴

高校卒業後の1996年に入社。2003年に専務へ昇進。同時に先代社長から経営ノウハウを引き継ぎ2013年に社長に就任。本業の深耕と、新規事業開発に注力し、社員一人ひとりが安定して働ける会社づくりに邁進している。

外へ出るにせよ、当社で働くにせよ、やると決めたからには誰にも負けたくない。

高校に入りたてのころは、親の仕事は継ぎたくないという気持ちのほうが正直強く、外に出たいと考えていました。そんな考えに変化が生じたのは、高校2年生のときです。何がきっかけだったかまでは思い出せませんが、どうせ働くのなら、これまでずっと毎日見てきた親を助けたい、となり、一日でも早仕事を吸収しようと高校卒業後にそのまま入社することにしました。一般社員からスタートし、専務を経て、2013年に3代目の社長に就任。専務になった時点で父である先代から会社の理念や経営姿勢などを叩き込まれていたので、代替わりしたからといって慌てることはなく、地に足が着いた状態で始められたと思います。とはいえ、プレッシャーはありました。自分自身は「社長の息子」という立場に胡坐をかくつもりは毛頭ありませんでしたが、周囲はどうしてもそうした目で見てしまう。これはもう仕方のないことです。ただ、私はそう見られるのが嫌だったので、若いころはがむしゃらに、それこそ人の2倍くらいは働いたと自負しています。

本業に別の柱をプラス。安心して働いてもらえる環境づくりを推進。

当社の従業員は若い世代が中心で、まだ未来のある子たちばかり。彼ら、彼女らの未来を明るいものにしようと、社長就任後に特に意識したことは、仕事を増やすことと、新しいことにチャレンジし続けることです。そのひとつが、私の代になってから事業に乗り出した太陽光と水耕栽培。本業が好調なときにこそ、別の柱を増やし、安定収入を得る体制をつくり、万が一本業のほうに浮き沈みがあったとしても、従業員さんに安心して働いていただける。そうした状況をつくり出したいと思い、将来性のある太陽光と水耕栽培に投資することにしました。また、誤解を恐れずに言えば、私を含め、全社的に自分たちの手がけた製品がどのように使用されているか、というところにまで関心がなかったのです。そうした意識を変えようと、お客様を通して、当社の商品をどのような場所で、どのように使われているかを勉強させていただきました。その内容を製造ラインに持ち帰って、製品づくりにとってプラスになることは積極的に取り入れ、逆にマイナスになることは改善する仕組みを構築し、より良い製品を生み出し続けたことが今日の成長につながっています。

自動化を促進し、活人化を実現。個性が輝ける会社であり続けたい。

当社の喫緊の課題は、自動化です。ただ、自動化といっても、省人化が目的ではなく、むしろその逆です。機械ができるところは機械に頼り、人は人にしかできない、もっと高度な領域に回す、活人化を目指しています。新事業への取り組みや、新製品の開発、といったところに人の手を使いたいですね。私の個人としては、新規顧客の開拓を目標に掲げています。一社でも多く当社の製品を採用してくれるところを増やす、そのためには製品が必要ということで、製造スタッフを重点的に募集しています。ものづくりの経験は必要ありません。実際、前職が営業や料理人だった人が長い間活躍してくれています。OJT形式で先輩が親切、丁寧に教えて、しっかり育てていくので、未経験の方も安心してご応募ください。あなたの個性を生かせる場所は、ここにあります。