株式会社粉室製作所

「ねじは食いつきとタイミング」が実感できるようになりました。

Profile
製造第二課
2019年 入社
出口 卓弥
略歴

高専で工学を学び、卒業後の2019年に株式会社粉室製作所へ入社。身につけた知識と技術を活かせる環境と、バイクで10分ほどの距離の近さに魅力を感じたことが入社の決め手。現在、製造第二課にて、ねじ山の成形を主とするローリング工程を担当する。経験豊富な先輩との差を埋めるべく機械とダイスとねじ山と向き合う日々。趣味は釣り。同じ工程の仲間は釣りを趣味にしている人が多く、自身も頻繁に行くようになった。

自宅からの近さが決め手に。働きやすく、居心地の良い環境に、その選択は大正解だったと思っています。

新卒で入社。小さいころから比較的モノづくりが好きでした。粉室製作所を選んだ理由は、自宅から通いやすく、学んできたことを活かせると感じたからです。他社からも内定いただきましたが、最終的な決め手となったのは自宅からの近さと言って過言ではありません。現在の仕事はネジの製造です。一本の長い棒をヘッダー(圧造加工)という工程にてねじ頭部を成形し、次に私が所属しているローリング(転造加工)の工程で、ねじの胴体部分のねじ山を成形します。研修期間中は、製造工程をひと通り回ったうえでローリング工程に配属されました。ローリング工程の人間関係は、休憩時間に世間話をするなど、和気あいあいとしており、自分の性に合っていると感じています。

まだまだある先輩との技術の差。少しでも早く埋めて、将来はその差をゼロにしたい。

機械に取り付けている四角い「ダイス」と呼ばれる間に材料を転がしてねじ山を成形。そのダイスの種類を変えることにより、異なる形状のねじ山を生み出します。これが、簡単なローリング工程の説明です。納期はありますが、1日○個といった成形ノルマはありませんので、仕事のやりがいは、今日は○個成形した、といった数字的なものではなく、難しいねじ山をスムーズにできたときの達成感です。難易度の差は、ねじ山の角度です。角度がきつければきついほど難しく、今では指示書を見れば難易度が分かるまでに成長しました。難しいものだと、機械の微調整に一日かかることもあるだけに、スムーズにできたときは、やはり気分爽快です。とはいえ、入社当初は何にぶつかったのか分からないくらいぶつかったと記憶しています。ねじづくりは、感覚が重要。だからこそ、最初は本当に何も分かりません。数年経って感覚を掴めるようになってきました。さらに感覚を研ぎ澄ますため、多くの経験を積んでいきます。

日ごろからのメンテナンスが最良の結果につながる。それが仕事と趣味である釣りの共通点。

仕事をするうえで心がけていることは、不良品を出さないようにすることです。もうこれに尽きますね。そのために、ダイスにセットする際から丁寧に正確にやっています。同じ機械で同じダイスでも、セットする人によって、ねじの仕上がりが違ってくるんです。一見すると一緒に見えるかもしれませんが、経験豊富な先輩と、まだまだ修行中の私が成形したねじ山では、山の溝の立ち具合などが雲泥の差。この差を少なく、将来的にはまったく差をなくして、より良いねじ山を成形することが目標です。実は、この仕事、私の趣味である釣りと似ているところがあると思っています。私たちの仕事は、機械のメンテナンスをして、不良品ゼロを目指し、釣りは糸が絡まらないように、事前に釣り具のメンテナンスをして、より良い釣果を目指すところが似ていませんか。仕事と釣りの腕前、どんどん磨き上げていきます。