専務取締役

やさしい人が損をしない、
かっこいい会社でありたい。

Profile
専務取締役
2012年入社
宮井 彰宏
略歴

前職は不動産営業。家業であったラーメン店を継ぐ決意をして入社。「紀の川店」でアルバイトから始めて仕事を覚え、1年後に社員に。すべての店舗での勤務を経験し、2019年より専務取締役に就任。かっこいいと思われる集団を目指して、労働環境改善を進めながら、社員が活躍しやすい職場づくりを進めている。好きな店舗メニューは、ラーメンとチャーハンを楽しめる黄金のセット。

愛着のある「長浜ラーメン」を、より良いお店にしていきたい。

『ナイス』が展開する「長浜らーめん」は、私が3歳のときに社長である父親が創業したお店です。一度は違う道に進みましたが、自分でもやってみたいという想いが芽生えてきたので、アルバイトとして入社しました。働いて感じたのは、食に関わる仕事のすごさです。たとえば、レジで「おいしかったよ、ありがとう」とお礼を言われた上にお金までいただけるということに単純に感動しました。あるご高齢の常連の方の話も忘れられなくて、その方は足しげく通ってくださっていたのですけど、いつしかパタリと来られなくなり心配していたのです。すると、その方のお子様でいらっしゃるお客様が来られて、病気で亡くなられたと教えてくださいました。そして、最後の言葉として「長浜らーめんを食べたい」とおっしゃっていたと伝えてくださったときは、熱いものが胸にグッと込み上げましたね。それだけ人に愛されるお店だからこそ、より良い店舗づくりを進めて、「あそこで働いているなんて、かっこいいね」と言われる存在にしてきたいと考えています。

「人に喜んで貰い自分も喜ぶ」が、当社の行動指針。

この仕事の本質は、人を喜ばすことにあると私は思っています。ラーメン店だから最高のラーメンをつくればそれでいい、というわけではなく、あくまでラーメンは喜んでいただくための手段。接客を含めたサービス面も重要で、店内で気持ちの良い時間を過ごしていただくことを大事にしたいです。それで、専務になった際に会社の行動指針として「人に喜んで貰い自分も喜ぶ」という言葉を掲げました。どうすれば喜んでいただけるのか。それはときに商品でなくてもよくて、紀の川に架かっていた水道橋が崩落して地域一帯が断水したときは、水道が使えるすべての店舗で水とトイレを提供しました。そういう発想が、今後も従業員から意見として挙がってくるのが理想です。ですが、だからといって、自分をすり減らしてまでやるのでは意味が違います。「自分も喜ぶ」という言葉がポイントです。それは、生活に余裕がないとできないことなので、経営層という立場では労働環境の改善を進めています。

「やさしい人が損をしない」を中心に置いた経営を行いたい。

さきほどの話にもつながりますけど、サービス精神を持ち合わせた人材を今後も増やしていきたいです。しかし、気遣いのできる人ほど、いろいろな場面で遠慮してしまうこともあるので、きちんと意見を吸い上げられるように心がけています。「こんなこと言ってもいいのかな」という不満は、環境をより良くするためのヒント。専務に就任してからは、そこを拾い上げて職場を変えていこうとしています。実際、従業員から出た意見を参考にして、月1回連休制度やシフト制の導入を含めた労働時間の短縮といった改善を行えました。結婚した社員のため、新婚旅行に行けるようにと1週間休みを取れる制度をつくって、その間は自分が代わりにシフトに入ってカバーしたこともあります。また、年2回ある昇給面談も社員の声から誕生しました。評価シートをもとに話し合い、公平に努力を認めて給与に還元するシステムをつくっています。すべての根底にあるのは、「やさしい人に損をさせない」という想いです。1995年に父親が創業した「長浜ラーメン」を、100年経っても残したい。そのためには、人づくりが大事で、人が育つ環境が必要です。新人の方とも力を合わせて、理想の職場をつくっていきたいですね。