横須賀青果物株式会社

信頼をつなげば生産者・小売店・消費者、そして自分も笑顔になる

Profile
営業果実部
営業販売
2015年5月入社
千葉 信之
略歴

2015年5月 営業果実部 営業販売 配属
現在に至る

アパレル販売から青果市場の営業へと転身

妻の実家が農業をしていたので、ときどき畑仕事の手伝いに参加していたんです。そのうち、野菜や果物の栽培に興味が出てきて勉強するようになって。さらに畑から収穫された後、どうやって食卓へ届くのか気になって、青果に携わる仕事をしたいと思うようになりました。
そのころアパレル販売の仕事に就いていたのですが、自分はもっと体を動かして働くほうが性に合っている気がしていたんです。そのようなタイミングで知り合いの農家から、横須賀青果市場で募集をしていることを教えてもらい、転職を決意しました。

前職の販売経験や趣味の畑仕事が予想以上の武器に

アパレル時代は接客業で、お客さまがどのようなシーンにどの服を着ると良いかというアドバイスを日常的に行ってきました。そこは果実の営業も一緒で、どのシーンで、どうやって食べるとおいしいかを考えて提案をしています。前職の経験が活きているのは助かりますね。
また、畑仕事の経験も予想以上に役立っています。生産者と話をするときに農薬や害虫の話をすると「よく知っているね!」と自分に興味をもらえるんです。小売店でも、野菜の変色や虫食いなどの質問に答えることで信頼を得ています。
ですが、いちばんの武器は味覚かもしれません。いろいろな野菜や果物を食べ、感じたことを積極的に生産者や小売店に伝えています。実際、それが生産者にとって励みになるようですし、小売店にはビジネスヒントになるようです。「千葉ちゃんがうまいって言うから仕入れたらすごく売れたよ。また教えてよ!」なんて言われるとうれしくなりますね。

コツコツと信頼を積み重ねていけば自分も周りも笑顔に

営業活動は、いろいろな生産地や小売店に行って顔を覚えてもらうことが第一。そこで少しずつ信頼関係を築いていきます。それを続けていくことで、生産者から別の生産者を紹介してもらえるんです。基本的に高品質の青果を育てる生産者の知り合いは、やはり高品質の青果をつくっています。そういったネットワークを持っていれば、自信をもって売り込めるので、とても助かりますね。
小売店も同様で、信頼してもらえれば別の品目を扱っている担当者を紹介されたり、系列店のスーパーの青果担当を紹介してもらえたりすることもあります。
こうして品質のいい青果をたくさんの家庭に届けられれば、生産者もたくさん売れて利益が出て、小売店も私たちも利益が出ます。消費者を含めてみんなが喜んでもらえれば、それがいちばんですね。