機械工 工事部長

達成感と楽しみがある仕事。
無事故を続けることが目標です。

Profile
機械工 工事部長
2000年 入社
中崎 秀志
略歴

前職は、鍛冶鳶。仕事の中で『フルヤ工業』とつながりができ、会社の雰囲気の良さが気に入り2000年に入社する。おもに機械の据付工事担当として日本全国を回り、2010年に工事部長に就任。現場作業のリーダーとして、みんなを牽引する。趣味は自転車。

関西圏をはじめとした全国のゴミ処理場施設で工事を行っています。

当社の現場仕事は機械の修繕や整備、入替作業になります。扱う機械によっては、大きさが20mのものもあるので、パーツをトラックで運び、4~5名で力を合わせてその場で組み立てていきます。関西圏の処理場施設をはじめ、日本全国で依頼があり、これまで東北から四国までさまざまな場所に向かいました。1回の出張は2週間が目安で、ときには数ヵ月に及ぶことも。大変なこともありますが、滞在先は社長の配慮で、ごはん付きの宿を手配してもらえるので土地の名産を味わえます。休日には観光もできますし、実は楽しみも多い仕事です。また、トラックに乗って出かけることもあって、日本の道路に詳しくなりました。出張のたび、休日にどこに遊びに行こうかなんて考えながら準備を進めています。

むずかしい現場を乗り越えていくのは、大きな達成感があります。

この仕事のむずかしさは、設計図通りにいかないことがたまにあることです。というのも、機械が古くなると、どこかがひずんできてしまうものなので、そこに交換で新しいパーツを取り付けようとしても、うまくはまりません。とはいえ、工期は決まっています。だから、知恵を絞って、たとえば曲がっている箇所を思い切って切り取り、別の場所のものと貼り合わせて応急処置を施すなど、これまでの経験をフル活用して乗り切ります。うまくいけばうれしいですね。また、最近は在籍年数が長いスタッフが増えたこともあって、作業自体も阿吽の呼吸で進められるようになりました。長い時間ひとつの現場で仕事をするから、終わったあとの達成感も大きく、やってよかったと思える瞬間もたくさんあります。

事故を起こさないこと。すべては、これにつきます。

当社で働いてから一貫して、事故を起こさないこと、工期に遅れないことの2つが目標です。当たり前のことですが、これ以上に大事なものはありません。自分の体よりも重くて大きなものをクレーンに吊って動かすので、新人へ指導する際も、まずは危険な場所や行為から徹底して教えています。その結果として、現在まで『フルヤ工業』で大きな事故が起きたことはないです。安全を意識してもらう以外で仕事自体に関しては、こういう人が向いているというのは特にないので、前向きに取り組める方であれば大丈夫だと思います。その人の実力に応じて、これくらいならできるかなというところから任せていくので心配いりません。3年~5年ほど経験を重ねれば、そこから一人前として、いろいろできるようになります。これからも事故防止を心がけ、新しく入る方とも一緒に成長していきたいですね。